オープンソリューションフォーラム

「素材・材料の開発と品質管理が、我が国のものづくり競争力を支える」をコンセプトに、「パーソナルケア」「おいしさ評価」「接合と表面処理」をテーマに著名な演者の講演と出展社による発表を4ホール、オープンソリューションフォーラム会場にて開催します。

会場 展示会場4ホール オープンソリューションフォーラム会場
聴講料 無料
事前申込 要 (締切8月30日) 事前申込は終了いたしました

定員に達しましたら、8月30日以前でもお申込受付けを締切ることがございます。

定員 200名

9月4日(水)午前 9月4日(水)午後 9月5日(木)午前 9月5日(木)午後

9月6日(金)午前 9月6日(金)午後

9月4日(水)午前

人と暮らしの“きれい”を実現する製品創出、支える詳細解析技術

講師森内 章博
花王株式会社 基盤研究セクター解析科学研究所
開催日時9/4(水)10:30~11:10
製品の高機能・高品質化を支える解析研究として、皮膚や毛髪等の人の「きれい」の本質につながる生体成分や表面の解析、および、衣類等の「きれい」を引き出す洗浄成分の詳細組成解析技術について概説する。

ふんわり・カラッとをミクロで解明

講師(株)リガク
開催日時9/4(水)11:15~11:40
タオルのふんわり感・カラッと感を高分解能CTで解明した研究を紹介します。化粧品に含まれる香料の三次元分子構造の決定や、ナノグラムオーダーで存在する銀系抗菌剤の測定例も紹介します。

高感度GC-TOFMSによる生活に関わるニオイの網羅的解析法

講師LECOジャパン(同)
開催日時9/4(水)11:45~12:10
高感度フルスペクトル取得が可能なGC-TOFMSと簡便な前処理法との組み合わせによる生活に関わるさまざまなニオイの網羅的解析を行いました。消臭効果の確認手法についても併せて紹介します。

パーソナルケア製品の多面的分析

講師(株)島津製作所
開催日時9/4(水)12:15~12:40
パーソナルケア製品では、機能評価・安全性試験など様々な評価ニーズがあります。本講演では、UHPLCによる化粧品中の紫外線吸収剤23成分の高速分析など各種分析機器を用いて評価した事例をご紹介します。

9月4日(水)午後

香粧品の研究開発を支える先端分析技術

講師本山 晃
資生堂 グローバルイノベーションセンター 主任研究員
開催日時9/4(水)13:40~14:20
香粧品の研究開発では、皮膚科学研究等の基礎研究から製品の品質保証・情報開発まで、幅広い用途に多くの分析技術が使われています。本講演では,香粧品開発の最前線を支える先端分析技術とその応用例を紹介致します。

脂質分離の最適解 SCIEX SelexION ‐ 確かな機能性に支えられた製品開発にむけて

講師SCIEX
開催日時9/4(水)14:25~14:50
トリアシルグリセロール、セラミドなど…。脂質は肌の保護機能を保持する重要な要素。高度な分析技術が求められる脂質分離に最適なSCIEXの独自技術“SelexION”が、スムーズな商品開発を促進します。

化粧品、香粧品の沈降分離現象を目視に比べ短時間で評価します

講師英弘精機(株)
開催日時9/4(水)14:55~15:20
分散系サンプルである化粧品・香粧品は時間と共に沈降、凝集・合一、クリーミング現象を起こします。安定性を短時間で評価できるスタビリティーテスターST-1の測定原理、アプリケーション例をご紹介致します。

化粧品の研究開発を支援する評価事例のご紹介

講師(株)住化分析センター
開催日時9/4(水)15:25~15:50
当社は化粧品の研究開発から製造まで、様々な場面で分析支援を行っています。今回は「市場品の保湿成分の比較」、「色や匂いの劣化解析」など、各種の “成分分析” を中心とした評価実例をご紹介いたします。

9月5日(木)午前

"おいしさの謎をとく ~生み出す技術、評価する技術~"

講師佐藤 成美
サイエンスライター、東洋大学客員研究員
開催日時9/5(木)10:30~11:10
「おいしい」はよく使う言葉だが、その要因は複雑なため、実態はよくわかっていない。本講演では、おいしさとはどんな感覚なのか、おいしさをつくるとはどういうことなのかをさまざまな視点から取り上げる。

食品開発をサポートする分析計測手法

講師(株)島津製作所
開催日時9/5(木)11:15~11:40
味と共に、風味、食感など、人が「おいしい」と感じる様々な主観的要素を、テクスチャーアナライザ・粒度分析による食感評価など各種分析機器を用いて客観的に評価した事例をご紹介いたします。

喫食時のフレーバーリリースを1秒単位でリアルタイムに計測する

講師(株)バイオクロマト
開催日時9/5(木)11:45~12:10
食品のおいしさに影響を及ぼす喫食時のフレーバーリリース現象を理解する上で、計測技術は需要な要素となる。そこで、新たに開発された計測システムを用いた計測事例とその可能性について紹介する。

植物油の早期酸化劣化の新しい評価法

講師日本電子(株)
開催日時9/5(木)12:15~12:40
食物油中に生成した過酸化物を測定し、油の早期酸化劣化度を評価する新しい手法を紹介する。電子スピン共鳴(ESR)法の高い感度と選択性を活かしたもので、従来法よりも早期の酸化劣化が評価可能である。

9月5日(木)午後

「コク味」(kokumi)物質の受容機構と食品における官能特性

講師黒田 素央
味の素株式会社 上席研究員
開催日時9/5(木)13:40~14:20
本講演では「コク味」物質(それ自身呈味を発現しない濃度において、食品に対して味の持続性や広がりを付与する物質)の受容メカニズムと各種食品における官能特性について紹介する。

味覚センサーによる味の見える化とそのビジネス活用事例

講師入江(株)
開催日時9/5(木)14:25~14:50
味を客観的に評価できる味覚センサーの特徴、測定メカニズムを説明する。さらに、お客様が実際に活用している事例として、商品開発や営業の提案など、ビジネスに活用している実例とそのポイントについて紹介する。

テクスチャーと美味しさ科学におけるX線回折の応用

講師(株)リガク
開催日時9/5(木)14:55~15:20
X線回折法は原子や分子の並びの形や、数ナノから数百ナノメートルまでのコロイドの大きさなどが分かる手法です。食品のおいしさや食感の物理的な要因の解明にX線回折法を応用した例を紹介します。

「おいしさ」の見える化と機器分析

講師(株)パーキンエルマージャパン
開催日時9/5(木)15:25~15:50
食品の安全や品質の管理、製品開発には高度な分析・解析手法が必要でしょうか?分析機器から得られるおいしさに関する複雑で膨大な化学・物理特性を、簡単でありながら総合的に解析・分類する方法を紹介します。

9月6日(金)午前

"自動車産業に向けた最新表面処理 ~めっきプロセスとドライプロセス~"

講師高井 治
関東学院大学 材料・表面工学研究所 所長 教授
開催日時9/6(金)10:30~11:10
現在、自動車にはいろいろな表面処理が使われている。目に見える個所、また、見えない内部の部品など、めっきプロセスやドライプロセスによる表面処理が施されている。これらの将来に向けた最新技術を説明する。

最新の分析装置を利用した表面・界面の分析事例の紹介

講師日本電子(株)
開催日時9/6(金)11:15~11:40
表面や界面について、最新の電子顕微鏡を用いたナノレベルの構造解析や、光や電子の分光による化学結合状態分析の応用事例を紹介する。また、それらを可能とする最新の試料前処理方法についても報告する。

高強度接合の機械的評価法

講師(株)島津製作所
開催日時9/6(金)11:45~12:10
自動車・航空機産業を中心とした材料のマルチマテリアル化により、近年、各種接合技術開発が進められています。本講演では、材料試験機を用いた高強度接合の機械的評価事例などをご紹介いたします。

画期的な測定技術を利用した表面処理状態の評価

講師理研計器(株)
開催日時9/6(金)12:15~12:40
(国研)理化学研究所の基本特許を実用化した「大気中光電子分光法」を用い、最先端材料をナノオーダーレベルで表面処理状態を数値化・比較する事が可能。サンプルの前処理は不要。貴社の課題解決に役立つ事例・ヒントを紹介します。

9月6日(金)午後

自動車分野における高強度鋼板の溶接技術
~制御技術の発展による高機能化~

講師松田 広志
JFEスチール株式会社 スチール研究所 主任研究員
開催日時9/6(金)13:40~14:20
鋼板の高強度化にともない自動車車体の溶接は難しくなるため、対策技術の開発が必要となる。本講演では、組立てラインで適用されているスポット溶接を中心に、制御技術の発展による溶接技術の進化について概説する。

接合・表面処理におけるHORIBAの多彩な分析ソリューション

講師(株)堀場製作所
開催日時9/6(金)14:25~14:50
自動車の軽量化に欠かせない軽量化材料開発や表面処理、異種接合の評価に役立つラマン分光分析装置や表面から深さ方向に元素分布が測定できるGD-OESなどHORIBAの多彩な表面分析事例をご紹介

SEM-EBSDの溶接材料評価への応用

講師オックスフォード・インストゥルメンツ(株)
開催日時9/6(金)14:55~15:20
結晶方位解析EBSDはSEMに搭載する分析装置で、金属やセラミックス他様々な材料の結晶方位や集合組織解析、ひずみ解析に応用されている。EBSDの原理や溶接材料の結晶方位やグレインサイズ解析について発表する。

高感度X線顕微鏡・CTによる隠れた接着層の3次元非破壊解析

講師(株)リガク
開催日時9/6(金)15:25~15:50
接着強度は接着剤の化学的な性質だけではなく、均一性や界面の剥がれ、ボイドなどに影響されます。内部を透かして見ることができるX線の顕微鏡で、有機物材料に覆われた接着層を可視化し解析する技術を紹介します。
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