「素材・材料の開発と品質管理が、我が国のものづくり競争力を支える」をコンセプトに、「マイクロプラスチック」「発酵食品」「軽量化材料」をテーマに著名な演者の講演と出展社による発表を開催します。

会場
本会場
ホテルニューオータニ幕張 麗の間
聴講料
無料
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11月11日(水)マイクロプラスチック 11月12日(木)発酵食品 11月13日(金)軽量化材料

以下プログラムは予告なく変更する場合がございます。

11月11日(水)マイクロプラスチック

基調講演1

マイクロプラスチック計測の新たなソリューション構築

所属または出展社 国立研究開発法人産業技術総合研究所 エネルギー・環境領域 環境創生研究部門 副研究部門長
鳥村 政基 氏
時間 10:30~11:10
プラスチックの環境動態を理解することは極めて重要です。現在課題となっているより小さなプラスチック粒子の計測や生物への影響評価の技術構築など、新たな計測におけるソリューション構築が期待されています。
1

マイクロプラスチック高速自動分析を実現する赤外イメージング

所属または出展社 アジレント・テクノロジー(株)
時間 11:15~11:40
LDIRケミカルイメージングシステムを用いたマイクロプラスチック分析は、FTIRによる赤外イメージングと比べ100倍以上の測定領域の拡大、及び測定時間の短縮を実現する。本講演では測定例などを紹介する。
2

FTIR・ラマン マイクロプラスチック分析の便利機能を提案!

所属または出展社 日本分光(株)
時間 11:45~12:10
マイクロプラスチックを顕微FTIRやラマンで分析する際の観察、測定点の決定、測定、解析の一連を簡便に行うソリューションと2つの顕微システムで 同一箇所を測定する画像処理を駆使した新機能を提案します。
基調講演2

海洋プラスチック問題に科学技術で挑む

所属または出展社 国立研究開発法人海洋研究開発機構
海洋生物環境影響研究センター センター長
藤倉 克則 氏
時間 13:40~14:20
海洋プラスチック汚染を減少させるために、さまざまな取り組みがある。効果的な取り組みには、科学的な情報が不可欠である。この講演で、私たちは海洋プラスチック問題にどのように科学・技術で貢献したいか紹介する。
4

マイクロプラスチックの多角的な分析・計測手法

所属または出展社 (株)島津製作所
時間 14:25~14:50
マイクロプラスチックによる海洋汚染および生態系への影響が懸念さており、世界中で調査・研究が行われています。当社の分析・計測技術をマイクロプラスチックに適用した事例を紹介します。
5

MP計測の現状レポート - FT-IR・ラマン 最新の分析事例 -

所属または出展社 サーモフィッシャーサイエンティフィック(株)
時間 14:55~15:20
マイクロプラスチック計測の主要な分析手法として利用されている赤外分光法(FT-IR)およびラマン分光法の最新の状況報告。有効活用のためのノウハウや検討課題などを実際の分析例を交え紹介。

11月12日(木)発酵食品

基調講演1

発酵食品 ―伝統と新しい潮流―

所属または出展社 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門 微生物機能ユニット長
木村 啓太郎 氏
時間 10:30~11:10
発酵食品市場、特に野菜漬物とチーズの市場動向を俯瞰し、関連研究事例を紹介する。演者が長年関わってきた納豆については、更に具体的なデータを示して深堀りする。発酵食品が持つ微生物食として価値を提案したい。
1

理科学機器を用いた味噌の多面的・客観的評価法のご紹介

所属または出展社 日本電子(株)
時間 11:15~11:40
発酵食品である味噌のおいしさには味覚的な因子である呈味成分や嗅覚的な因子である 香気成分など様々な要素が複合的に関係しています。 その客観的評価に有用な理科学機器と、それらを併用した分析事例を紹介します。
2

発酵食品の香り/機能性成分等のメタボローム解析の基礎と応用

所属または出展社 アジレント・テクノロジー(株)
時間 11:45~12:10
発酵食品の製造過程では、匂い、味、機能性に資するアミノ酸や有機酸等多様な代謝物成分がダイナミックに変動する。これらを効率よく解析する手法として注目されている食品メタボローム解析の基礎と応用例を紹介する。
基調講演2

発酵食品に込められた伝統の知恵と微生物の力
~将来の食品としての可能性

所属または出展社 石川県立大学 生物資源環境学部 食品科学科 准教授
小栁 喬 氏
時間 13:40~14:20
「なれずし」「いずし」等の我が国の伝統発酵食品には、乳酸菌をはじめとする有用微生物が大量に含まれる。将来の健康有用食品として大いに期待されるこれらの食品について、発酵メカニズムの詳細解明を目指した微生物研究について紹介したい。
4

発酵食品分析における高速化、省力化
~公定法以外のアプローチ~

所属または出展社 日本分光(株)
時間 14:25~14:50
伝統技術の結晶である発酵食品のメカニズム解明には、アミノ酸、有機酸、 不揮発性アミンなどの分析が必須となる。この分析における、従来法以外の高速化、省力化を目指した分析手法の可能性について紹介する。
5

発酵食品の最新動向と近赤外分光法による品質評価

所属または出展社 (株)ニレコ
時間 14:55~15:20
近赤外分析計のご紹介と、発酵食品の成分分析(例えば味噌の水分、アルコール分、塩分など)の応用例などについてご紹介いたします。

11月13日(金)軽量化材料

基調講演1

構造材料分野における具体的なニーズからの新しい評価分析機器の研究開発

所属または出展社 東京大学名誉教授
東京工科大学副学長 教授
香川 豊 氏
時間 10:30~11:10
構造材料の分野の研究開発や実用化時には汎用性のある計測機器では対応できないことが極めて多い。本発表では、構造材料の中からセラミックス、複合材料、コーティングなどを対象とし、材料開発に必要な特性や性能を評価解析するを開発して来た実例を通して、ニーズを基にした評価分析機器の研究開発の必要性を紹介する。
1

軽量化材料のX線を用いた徹底分析!

所属または出展社 (株)リガク
時間 11:15~11:40
自動車や航空機、スマートデバイス、機能性建材など、軽量化は生活に密接な課題です。X線により、構成元素や残留応力の分析、表面や内部の状態観察などが可能であり、これら技術の軽量化材料への応用を紹介します。
2

繊維強化プラスチックの熱分析・粘弾性測定

所属または出展社 ネッチ・ジャパン(株)
時間 11:45~12:10
繊維強化プラスチックの架橋反応/プロセスモニタリングや物性評価における最新の熱分析測定事例や高荷重の動的粘弾性測定の評価事例を紹介する。
3

画期的な測定技術を利用した表面状態評価
~軽量化材料への応用~

所属または出展社 理研計器(株)
時間 12:15 ~12:40
(国研)理化学研究所の基本特許を実用化した「大気中光電子分光法」を用い、最先端材料をナノオーダーレベルで表面状態を数値化・比較する事が可能。サンプルの前処理は不要。貴社の課題解決に役立つ事例・ヒントを紹介します。
基調講演2

マグネシウム合金の現状と高性能化への可能性

所属または出展社 国立研究開発法人物質・材料研究機構 構造材料研究拠点 グループリーダー
染川 英俊 氏
時間 13:40~14:20
実用金属材料において最軽量なマグネシウムは、多様な分野から次世代エコマテリアルとして注目されている。本講演では、現状と課題(実用化の阻害要因)、金属冶金学に基づいた力学特性高度化の可能性について紹介する。
4

EBSDを使った高強度軽量鋼の微細構造解析

所属または出展社 オックスフォード・インストゥルメンツ(株)
時間 14:25~14:50
EBSD(電子線後方散乱回折)はSEMに検出器を搭載して材料の微細構造を解析する装置である。EBSDを使って軽量高強度鋼板の集合組織や結晶粒、粒内ひずみ等の微細構造を解析した事例を紹介する。
5

モビリティ&エネルギー社会における次世代材料・車両評価

所属または出展社 (株)堀場製作所
時間 14:55~15:20
次世代車両開発には、軽量化材料や複合材料など研究初期の素材分析やコンポーネント評価、実路走行試験など各段階での評価が求められています。本講演では分光分析技術を用いた材料分析事例を中心にご紹介します。
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