JASISスクエアJASIS SQUARE
JASISスクエアについて
新たな主催者企画として、会場内5ホ―ル奥に、JASIS に来場の皆が集い・交流する場として「JASIS スクエア」を設置します。今年も「研究機関・学協会コーナー」、「インターナショナルオーガナイゼーションエリア」も集約し、トピックス性の高いグローバル関連の展示・プレゼンテーションや関連研究機関の情報を一度に提供できる場としました。
会場内プレゼンステージではトピックスセミナーの連携企画や出展社による新製品リレー紹介(フラッシュプレゼンテーション)など、会期中13 タイトルをプログラム。「ラボラトリ・デジタル・トランスフォーメーション」における最新動向や、デモ展示、そしてゲノム解読20 周年を記念した特別展示など、充実の内容で展示いたします。
場所:幕張メッセ国際展示場 5ホール
聴講方法:聴講申込は不要、来場者証をご持参ください。
ステージタイムテーブル
タイムテーブル
10:30~11:00
11:00~11:30
11:30~12:00
12:00~12:30
12:30~13:00
13:00~13:30
13:30~14:00
14:00~14:30
14:30~15:00
15:00~15:30
15:30~16:00
16:00~16:30
9⽉6⽇(⽔)10:30~11:30
記者会見
記者会見&JASIS2023メッセージ発信(対象:報道関係者)
報道関係者向けにJASISスクエアで記者会見を行います。
9⽉6⽇(⽔)12:00~13:00
我が社『イチ推し』フラッシュプレゼンテーション
我が社『イチ推し』フラッシュプレゼンテーション
短時間で多くの情報をゲット!
JASIS出展社が、⼊れ替わり⽴ち替わり「イチ推し」の製品・技術を紹介!短時間で多くの情報が⼿に⼊るプレゼンテーションをステージエリアで開催します。
発表企業・団体一覧(発表順)
英弘精機、ハイペップ研究所、ASICON、ハンナ インスツルメンツ・ジャパン、クロマニックテクノロジーズ、日東精工アナリテック、Admesy Japan、協同インターナショナル、バイオメディカルサイエンス、アド・サイエンス、エドワーズ、レスターコミュニケーションズ、ユニフローズ、エムエス機器、マイクロエミッション、名古屋工業大学、大阪ソーダ、三浦工業、QunaSys
9⽉6⽇(⽔)13:30~13:55
データ・ロボット駆動科学を推進するデジタルラボラトリー 〜全体構想と世界の動向〜
発表:東京工業大学
近年、化学や素材、自動車、エレクトロニクス産業など様々な分野で材料開発を加速するために、ロボットと機械学習を組み合わせる取り組み(DX)が世界中で行われています。そして、「自動的・自律的」に実験を進めることが可能になってきました。まさに、実験室に大きな変革が起きています。本講演では、データ・ロボット駆動科学を推し進めるデジタルラボラトリーの構想や、世界の動向を紹介いたします。
9⽉6⽇(⽔)14:10~14:35
デジタルラボラトリーによる新しい研究開発の進め方 〜具体的なシステム構成とネットワーク構成〜
発表:東京工業大学
新規材料の開発のためには組成、温度、ガス雰囲気などの複数のパラメーターを最適化する必要があります。ロボットと機械学習の組み合わせで、その広大な探索空間の中から材料探索することが可能になってきました。本講演では、モジュール化された試料合成や様々な計測・分析を担う装置群によって構成される固体材料開発のためのデジタルラボラトリーの構成を紹介いたします。
9⽉6⽇(⽔)15:00~15:25
ラボ向け自動化システム導入実績のご案内
発表:バイオテック
当社およびマイクロニクス株式会社を中心に様々なシーンで導入してきました自動化システムの実例をご紹介いたします。国内ものづくりメーカーならではの柔軟な対応で各種実験・検査の自動化を実現してきた導入事例をご案内いたします。
9⽉6⽇(⽔)15:40~16:05
研究開発現場における自動化技術のご紹介とAI活用の未来
発表:ヤマト科学
ヤマト科学の研究現場の自動ロボティックソリューションの実例紹介に加え、Laboro.AI社のAI技術の研究開発現場への可能性についてご紹介します。
9月7日(木)10:30~11:30
我が社『イチ推し』フラッシュプレゼンテーション
我が社『イチ推し』フラッシュプレゼンテーション
短時間で多くの情報をゲット!
JASIS出展社が、⼊れ替わり⽴ち替わり「イチ推し」の製品・技術を紹介!短時間で多くの情報が⼿に⼊るプレゼンテーションをステージエリアで開催します。
発表企業・団体一覧(発表順)
フィルジェン、パーク・システムズ・ジャパン、ザルトリウス・ジャパン、エイビス、ワイエムシィ、スクラム、ジャスコエンジニアリング、エッペンドルフ、ライフィクスアナリティカル、JFEテクノリサーチ、東海光学、生体分子計測研究所、大興製作所、柴田科学、フロンティア・ラボ、宇部情報システム、横河電機、QunaSys
9月7日(木)12:00~13:00
未来社会共創に向けた未踏計測
未来社会共創に向けた未踏計測による東北大学多元物質科学研究所の多元的研究の紹介
東北大学多元物質科学研究所は、無機・有機・バイオなどの幅広い物質と共に、物質素材創製プロセスや、ナノからマクロまでの先端計測技術に関する研究が数多く行われています。また、学内連携(ソフトマテリアル研究拠点、次世代放射光など)や学外組織との連携(ネットワーク型共同研究拠点)だけでなく、社会とも連携した幅広い研究を展開しており、その多元的研究展開の一端を紹介いたします。
東北大学/多元物質科学研究所・所長
- 寺内 正己 氏
- プロフィール
講師:寺内 正己 氏
東北大学/多元物質科学研究所・所長
1988年東北大学大学院理学研究科博士後期課程修了。1990年東北大学科学計測研究所助手、2002年東北大学多元物質科学研究所教授、2020年4月より同所長。専門分野:電子線分光学(電子エネルギー損失分光法、軟X線発光分光法)、電子回折。電子顕微鏡を用いた新たな顕微分析技術の開発と応用を中心に活動。2000年頃、電子顕微鏡用の軟X線発光分光(SXES)装置開発をスタート。2013年に商用化され、2014年に文部科学大臣表彰(開発部門)を受賞。現在、汎用化した電子顕微鏡用SXESの改良・応用と普及活動を行っている。
9月7日(木)13:30~14:30
JMACテクニカルセミナー:食品分野における標準化活動
食品化学における分析法の標準化の重要性
食品分野では、分析対象となりうる有機化合物は様々であり、定量用標品の不在により正確な定量値が算出できないものも多い。この問題を解決するために、定量NMR (qNMR)、相対モル感度(relative molar sensitivity: RMS)を利用した定量法の開発・標準化が行われている。qNMR及びRMSの標準化の経緯、その活用例について紹介する。
国立医薬品食品衛生研究所/食品添加物部 部長
- 杉本 直樹 氏
- プロフィール
RMSを用いたりんごジュース中のクロロゲン酸の定量例およびLC機器の紹介
HPLCのUV検出器を用いたRMS法を使った例を紹介する。基準物質にカフェ酸を使用し、りんごジュース中のクロロゲン酸を定量した。併せて、島津LCのフォトダイオードアレイ検出器のデコンボリューション機能についても紹介する。
株式会社島津製作所/分析計測事業部
Solutions COE ヘルスケアソリューションユニット 食品G
- 野村 文子 氏
- プロフィール
食品産業におけるJMACの標準化活動紹介
バイオテクノロジー及び分析化学分野の業界団体として、JMACが参画する標準化活動のうち、主に食品産業関連の事業について紹介する。
特定非営利活動法人バイオ計測技術コンソーシアム(JMAC)/
研究部 食品産業標準化室 室長
- 川島 早香 氏
- プロフィール
講師:杉本 直樹 氏
国立医薬品食品衛生研究所/食品添加物部 部長
1997年3月 | 金沢大学大学院自然科学研究科生命科学専攻 修了(博士(薬学)) |
---|---|
1997年4月〜 | 国立医薬品食品衛生研究所 食品添加物部 第2室 研究員 |
2003年4月〜 | 同所 同部 主任研究官 |
2008年8月〜 | 同所 生活衛生化学部 第3室 室長 |
2012年5月〜 | 同所 食品添加物部 第2室 室長 |
2019年7月〜9月 | 同所 食品添加物部 第4室 室長 (第2室 室長併任) |
2019年10月〜 | 同所 食品添加物部 第2室 室長 |
2022年~ | 食品添加物部 部長 |
講師:野村 文子 氏
株式会社島津製作所/分析計測事業部
Solutions COE ヘルスケアソリューションユニット 食品G
1996年に山梨大学大学院教育学研究科を修了後、島津製作所へ入社。2年間の営業業務を担当した後、HPLアプリケーション業務に23年間従事。
講師:川島 早香 氏
特定非営利活動法人バイオ計測技術コンソーシアム(JMAC)/
研究部 食品産業標準化室 室長
早稲田大学大学院理工学研究科生命理工学専攻 修了(理学修士)
2017年5月~特定非営利活動法人バイオ計測技術コンソーシアムで標準化活動に従事
2023年4月~同コンソーシアム 研究部 食品産業標準化室 室長
9月7日(木)15:30~16:30
生命科学研究を加速する未踏分析技術
バイオ医薬品とウイルスベクターの溶液中での物性と構造解析の現状、課題と展望
バイオ医薬品やウイルスベクターは溶液中で機能を発揮する。そのため、溶液中での物性・構造解析は、系の科学的理解のみならず、製造プロセス開発や品質や安全性の担保に至るまで必要な技術である。演者は、これまで正確で定量的、かつ信頼性の高い解析の実現に取り組んできた。本講演では、蛋白質やウイルスの溶液物性解析の現状を整理し課題と展望について述べる。
大阪大学/大学院工学研究科生物工学専攻・教授
- 内山 進 氏
- プロフィール
講師:内山 進 氏
大阪大学/大学院工学研究科生物工学専攻・教授
94年名大理学士(物理化学、篠原久典教授)、96年阪大理修士(蛋白研物性、京極好正教授)、99年阪大薬修了(薬品物理化学、小林祐次教授)博士(薬学)、99-2001年 (株)RRF研究所博士研究員、2001年より阪大工応用生物工学(現生物工学)助手、准教授、2017年より現職、この間、2005年 ケンブリッジ大学化学教室 (Carol Robinson研究室)客員研究員、2014年より自然科学研究機構客員准教授・教授、2006年(株)ユー・メディコを設立し、バイオ医薬品やウイルスベクターのコンサルティングや分析サービスを提供
専門:蛋白質等生体高分子の溶液物理化学、蛋白質・ウイルスベクター医薬品の分析、品質管理と製剤
学会等:日本蛋白質科学会副会長、日本動物細胞工学会幹事、J.Pharm.Sci.,EAB
9月8日(金)10:30~11:30
科学機器入門セミナー
科学機器入門セミナー『展示会JASISの歩き方』
科学機器入門セミナーでは、展示会を効果的に巡っていただくために、書籍「科学機器入門(第3版)」を用いて、科学機器全般を俯瞰的な視点でご紹介するとともに、科学機器を用いた業務を向上(効率化・安全性・性能向上)させるための事例をご紹介いたします。 続いて、出展社による、「企業紹介」、「入門掲載機器について」、「ブースの見どころ」などをご紹介いただきます。
聴講後には、科学機器をさらに身近に感じていただけることでしょう。
聴講者には科学機器の原理・仕組み・用途等をわかりやすく解説した「科学機器入門(第3版)」を贈呈します。
9月8日(金)12:00~13:00
科学機器入門セミナー
科学機器入門セミナー『展示会JASISの歩き方』
科学機器入門セミナーでは、展示会を効果的に巡っていただくために、書籍「科学機器入門(第3版)」を用いて、科学機器全般を俯瞰的な視点でご紹介するとともに、科学機器を用いた業務を向上(効率化・安全性・性能向上)させるための事例をご紹介いたします。 続いて、出展社による、「企業紹介」、「入門掲載機器について」、「ブースの見どころ」などをご紹介いただきます。
聴講後には、科学機器をさらに身近に感じていただけることでしょう。
聴講者には科学機器の原理・仕組み・用途等をわかりやすく解説した「科学機器入門(第3版)」を贈呈します。
9月8日(金)13:30~14:30
海外友好団体からのメッセージ
1.米国大使館
2.米国ジョージア州商務省
3.アイオア州政府経済開発機構
4.Pittcon(米国)
5.Messe Muenchen(ドイツ)
6.Analytical, Life Science & Diagnostics Association (米国)
7.EUROMII(欧州)
8.中国分析測試協会(中国)
9.機器信息網(中国)
10.VINALAB(ベトナム)
11.TISTR(タイ)
12.Separation Science(シンガポール)
13.Indian Analytical Instruments Association(インド)
9月8日(金)15:00~16:00
SDGsに貢献するNeoバイオ技術
SDGsに貢献するNeoバイオ技術
脱炭素化社会の構築は今や急務となっている。そのために、鉄・金属などの素材や化石燃料に代わる物質を用いた新たなる基幹産業の創出が大いに期待されてきた。その基礎としてバイオ素材・バイオ燃料などが一時大いに期待された。しかし、未だ産業貢献に欠ける印象が拭えない。その一端の解決策として、新たなるバイオ技術を紹介したい。
東京理科大学/名誉教授
- 坂口 謙吾 氏
- プロフィール
講師:坂口 謙吾 氏
東京理科大学/名誉教授
1967年 北海道大学理学部生物学科卒。
1972年 理学博士。
学位取得後、在北米(カリフォルニア大学、 カナダ・ゲルフ大学)。
1990年~2016年 東京理科大学准教授・教授(専門:分子生物学、放射性生物学、バイオエンジニアリング)。
2017年 東京理科大学名誉教授。
2016年〜現在、ベンチャー企業MT3社、科学顧問。
LabDX主催者企画展示
ラボ機器のシステム統合/相互運用を支援する国際業界標準LADS OPC UA(OPC 30500-1:略称LADS)が2023年末には公開される見通しとなりました。
プロセス・オートメーション分野での標準技術(IEC 62541)として20年の歴史を持つOPCをベースに、ラボ・アプリケー ションに特化したコンパニオン情報モデルとして拡張開発されています。
今回のJASISスクエアLabDX主催者企画展示はこのLADSのユースケース、仕様概要などの最新情報をプレゼンテーションとPCデモで紹介します。
特別展示「DNAシークエンサー」
9月7日(木)に実施のトピックスセミナー『ヒトゲノム解読完了20周年記念特別企画「先人の熱い思いに学び、現在の諸課題に挑戦し、未来を拓く」』の関連展示として、JASISスクエアでは国立科学博物館のご協力により、解読に使用された「プリズム3700DNAシークエンサーとシーズフロー方式キャピラリー電気泳動モジュール」を展示いたします。是非ご来場ください。